職務経験が浅い、無職期間が長いといったキャリアに不安を抱えている場合の職務経歴書の書き方が分からなくて悩んでいませんか?
適当に書いてしまうと書類選考で落ち続けてしまうだけでなく、万が一面接に行けたとしても、面接官からの質問にしどろもどろになってしまいます。
そうならないように、今回の記事で対処法を確認しておきましょう。
職務経験が浅い時は自己PRを多めに書く
職務経験が浅い第二新卒や就職したことのない既卒者にとっては、職務経歴書の作成に難儀します。
職務経験が3年前後あれば書くことには困らないのですが、数ヶ月から1年ほどではかなり厳しいです。
しかしながら、空白で提出するわけにもいかないので、何とかしてスペースを埋めなくてはいけません。
そこで、おすすめなのが、自己PRを多めに書くという方法です。
これであれば、職務経験が浅くてもスペースを埋めることができ、かつアピール度の高い職務経歴書を作成することができます。
自己PRの部分は志望動機でもOKですし、両方書いても構いません。
それで具体的にどういったことを書けばよいのかですが、
- どのような意識を持って仕事に取り組んできたのか⇒目的意識
- 今後どういったことに取り組んできたいのか⇒未来ビジョン
- そのために何か勉強していることがあるのか⇒根拠・努力
これらのポイントを念頭に置いた上で、自己PRを作成しましょう。
無職期間が長い時は前向きな理由を書く
基本的に転職活動というのは在職しながら行うのが普通ですが、あまりに忙しすぎたり、どうしても止むを得ない事情で退職してから転職活動をする人もいます。
その時に気をつけたいのが無職期間の長さです。
無職である期間が長いと選考においてもマイナスに働いてきます。
そのため、職務経歴書の作成においても無職期間が長い場合は、その点を考慮して書く必要があります。
企業の中には全く気にしない、気付かないところもあるので、いつも通りの職務経歴書でも問題ない場合がありますが、基本的には空白期間に何もしていないというのはまずいので、何かをしていたということを書くのが望ましいです。
例えば、留学していたとか、スキルアップのために専門学校に通っていたとかです。
病気療養の場合は、今現在が問題ないということを書いておけば、その他はいつも通りの職務経歴書で構いません。
ここで気をつけたいのが、
- 空白期間を詐称しない
- 出来るだけ前向きに書く
ということです。
嘘をつくと後々困るのは自分です。もっとも数多くの経験を積んでいる採用担当者はそのあたりを見抜きますが…
内容もできるだけ前向きなことをかければなお良しです。